2021-10-15 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発で節目の25000ポイント回復、米中株高を好感
休場明け15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.83%高の25170.47ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の8907.68ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1038億3000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の25000ポイントに乗せて寄り付いた後、序盤にマイナス圏に沈む場面もあったものの、一気に上げ幅を拡大し、その後はプラス圏で堅調に推移した。中国では週明け18日に国内総生産(GDP)や鉱工業生産、小売売上高など主要経済指標の発表が控えており、週末を前に持ち高調整の売りが相場の重しとなったが、前日の米株高やきょうの上海総合指数の上昇が好感された。
個別では、吉利汽車(
00175)やBYD(
01211)など自動車株が大幅高となったほか、美団(
03690)やテンセント(
00700)などネット関連株も堅調だった。半面、中国海外発展(
00688)や石薬集団(
01093)、安踏体育用品(
02020)が安い。