2021-10-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、瑞声科技が急落 暴雨警報発令も通常取引
8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.26%安の24636.46ポイントだった。中国企業指数は0.26%安の8690.51ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で947億5000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の25000ポイントに乗せて寄り付いたが、ほどなく同節目を下回ると、徐々に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んだ。1週間ぶりに取引を再開した本土市場が堅調に推移したことが好感されたほか、米中関係の改善期待も広がったが、指数は前日に3%超上昇し、約3週ぶり高値を付けていた後とあって、週末を前に利益確定の動きが強まった。香港天文台が現地時間午前11時45分、黒色暴雨(ブラックレインストーム)警報を発令したが、関連規定に基づき、後場も正常に取引が行われる。
個別では、2021年7−9月期決算で大幅減益の見通しを発表した瑞声科技(
02018)が13.68%安と急落。李寧(
02331)や薬明生物技術(
02269)も売られた。半面、アリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)が買われて一定の支えとなったほか、碧桂園服務(
06098)や阿里健康(
00241)の上昇も目立った。