2021-10-07 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:大幅反発、3週ぶり高値 大型ハイテク株に買い
7日の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。終値は前日比3.07%高の24701.73ポイントだった。中国企業指数は3.57%高の8713.05ポイント。メインボードの売買代金は概算で1053億3000万HKドル。
ハンセン指数は始値で前日に割り込んでいた心理的節目の24000ポイントを回復。じりじりと上げ幅を広げてほぼ全面高となった。終値は9月17日以来ほぼ3週間ぶりの高水準だった。米国で野党・共和党が連邦政府の債務上限の一時停止を認める方針を示し、6日の米株式相場が続伸した流れを引き継いだ。米国と中国の両首脳が年内にもオンライン会談すると伝わったことで、米中関係の改善に期待する買いも入ったもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、ハイテク株の美団(
03690)とアリババ集団(
09988)、小米集団(
01810)、テンセント(
00700)が大きく買われ、相場の上昇を主導。保険大手の中国平安保険(
02318)と外食大手の海底撈国際(
06862)も高い。香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)の急上昇が目立った。香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が6日の施政方針演説で土地供給を増やすと表明し、材料視された。半面、NY原油先物相場の下落が嫌気され、石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)が売られた。電動工具の創科実業(
00669)は続落。
ハイテク関連30銘柄で構成するハンセンテック指数は5.21%高の6172.04ポイントと6営業日ぶりに大幅反発した。ゲーム大手のキングソフト(
03888)やネットイース(
09999)、ショート動画の快手科技(
01024)が急伸した。下落は海爾智家(
06690)だけだった。