2021-10-07 |
中国/政策/その他 |
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米中首脳、年内にオンライン会談か
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が年内にもオンライン形式で会談するもようだ。米政府高官によると、先月に両首脳が電話協議した際にバイデン氏が習氏に副大統領を務めていた時以来の会見を希望すると伝え、その後にオンライン会談が提案された。詳細は決まっていないという。米CNBCが6日伝えた。
新型コロナウイルスの感染が世界的に再拡大するなか、習氏は国内にとどまっており、10月に欧州で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)や第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)への出席は見送るもよう。
米中関係が緊迫するなか、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と楊潔チ中国共産党中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は6日、スイス・チューリヒで会談した。米ホワイトハウスは同日、サリバン氏が約6時間にわたる会談で、人権問題や新疆ウイグル自治区、香港、南シナ海、台湾での中国の活動を取り上げたと明らかにした。また、米国が国力増強に投資し続け、同盟国と連携すると同時に、中国と高レベルの対話を維持することで「責任を持って両国の競争に対応する」と述べた。