2021-09-30 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:4日ぶり反落、ネット株が安い 連休前に持ち高調整も
30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.86%安の24450.73ポイントだった。中国企業指数は1.11%安の8663.46ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で551億3000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。前日のNY市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、香港市場でも関連銘柄が売られて相場の重しとなった。寄り付き前に発表された9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6と市場コンセンサス予想(50.1)を下回り、20年2月(35.7)以来の低水準となったことも嫌気された。また、国慶節(10月1日)の連休を前に持ち高調整の売りも広がった。
個別では、アリババ集団(
09988)や美団(
03690)、テンセント(
00700)などネット株が売られたほか、信義ガラス(
00868)や中国中信(
00267)も安い。半面、連休を前にサンズ・チャイナ(
01928)や銀河娯楽(
00027)が買われた。