週明け27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.30%安の3565.94ポイントだった。深セン成分指数は0.55%安の14279.39ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9571億1000万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合ったが、心理的節目の3600ポイントを割り、前引けにかけて下げ幅を拡大した。新型インフラの整備加速などを背景に相場の先高観は根強いが、債務問題に直面する中国恒大集団(
03333)を巡って警戒感も強く、引き続き相場の重しとなった。セクター別では、非鉄金属、化学肥料、造船、鉄鋼などがほぼ全面安。半面、酒造、食品・飲料、保険などが買われた。
上海B株指数は1.58%安の270.41ポイント、深センB株指数は0.22%安の1176.30ポイントだった。