2021-09-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に上げ、中国恒大集団の債務危機への懸念残るも買い戻し広がる
週明け27日の香港市場でハンセン指数は安く寄り付いた後、上昇に転じた。中国による企業統制の強化に対する警戒が続く中、中国恒大集団(
03333)の債務危機への懸念が引き続き投資家心理を冷やしているが、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きも広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時50分現在、前営業日比0.37%高の24280.68ポイントで推移している。個別では、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)が大幅高。乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)や医薬品株の石薬集団(
01093)、保険株の中国平安保険(
02318)などもしっかり。半面、スポーツ用品大手の李寧(
02331)や安踏体育用品(
02020)が安い。マカオカジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)や銀河娯楽(
00027)のほか、不動産株の龍湖集団(
00960)などもさえない。