2021-09-24 |
香港/投資判断/サービス |
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ヤム・チャイナの目標株価引き下げ、「買い」判断維持=野村
野村インターナショナルは最新リポートで、中国本土では新型コロナウイルスの感染が一部地域で再拡大したため7−8月に人の移動が減ったと指摘し、外食チェーン運営会社のヤム・チャイナ(
09987)の目標株価をこれまでの606.1HKドルから573.3HKドルに引き下げた。ただ、投資判断は「買い」に維持した。ヤム・チャイナは積極的にネットワークを広げ、非店舗チャネルの運営能力を増強したことで売り上げ増が期待できると評価。出前や持ち帰りの販売が増える一方でコストを削減し、営業効率が高まるとの見方を示した。『AAストックス』が24日伝えた。
野村は新型コロナの影響を考慮して2021年12月本決算の予想売上高を小幅に下方修正した。もっとも、2022−23年の予想売上高は新事業の成長を織り込み、それぞれ6.1%、8.6%上方修正した。
ヤム・チャイナの株価は日本時間午後2時37分現在、前日比4.93%高の447.20HKドルで推移している。