2021-09-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、3600ポイント割れ 銀行・保険が全面安
中秋節連休明け22日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いて心理的節目の3600ポイントを割り込んだ。前日の米株安の流れを受け継いだほか、中国当局による統制強化や国内での新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が相場の重しとなっているもよう。中国不動産デベロッパー大手、中国恒大集団(
03333)の債務危機も投資家心理を悪化させている。
指数は日本時間午前10時47分現在、前営業日比0.45%安の3597.67ポイントで推移。セクター別では、銀行や保険が全面安。酒造や鉄鋼、不動産なども安い。半面、電力や化学肥料、石炭が高い。