2021-09-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、中国恒大集団リスクが重荷
21日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。中国恒大集団(
03333)の過剰債務問題が不動産業界や金融市場に波及するリスクを懸念した売りが先行。前日の米株式相場の下落も投資家心理を悪化させ、始値で心理的節目の24000ポイントを割り込んだ。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.62%安の23948.94ポイントで推移している。個別では、ハイテク株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)、テンセント(
00700)が軒並み安。香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)、電気自動車メーカーのBYD(
01211)は大幅に続落した。半面、前日安かった本土不動産株の碧桂園(
02007)と碧桂園服務(
06098)、保険株のAIAグループ(
01299)が買われた。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)は続伸している。