2021-09-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、中盤にプラス圏浮上 石油株や石炭株買われる
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.31%高の3673.86ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の14591.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8352億7400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤はマイナス圏で軟調に推移したが、中盤にプラス圏に浮上し、徐々に上げ幅を拡大した。中国当局による企業統制強化の動きや不動産分野の金融リスクが警戒されたものの、中長期的な相場の先高観は根強く、買いが広がった。午前に発表された小売売上高や鉱工業生産など8月の主要経済指標は総じて市場予想を下回った。セクター別では、石油、石炭、電力などが買われた半面、酒造、医療、観光・ホテルなどが売られた。
上海B株指数は0.29%高の276.48ポイント、深センB株指数は0.16%安の1223.59ポイントだった。