2021-09-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、石油株の買いとハイテク株の売りが交錯
14日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で米景気回復が鈍るとの懸念が和らいだ半面、中国政府によるネット企業の監督強化への警戒感は根強い。中国の8月の鉱工業生産と小売売上高があす発表されるとあって、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.05%高の25826.61ポイントで推移している。NY原油先物相場の上昇を背景に、石油株のペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が軒並み高。銀行株の中国銀行(
03988)と招商銀行(
03968)も買われている。一方、ハイテク株の舜宇光学科技(
02382)やテンセント(
00700)、美団(
03690)が続落した。不動産管理の碧桂園服務(
06098)は大幅安。