2021-09-13 |
香港/企業動向/電子・IT |
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アリババ傘下のアント、中国当局がアリペイ事業の分割を要請か
アリババ集団(
09988)傘下の金融会社、アント・グループに対し、中国当局は電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」事業を分割し、融資業務の独立したアプリケーションを新たに構築するよう求めているもよう。『信報』が外電を引用して13日伝えた。
報道によると、中国の監督管理当局は、アント・グループの融資事業「借唄」と「花唄」を独立したアプリに分離させる方針。また、融資審査の使用する顧客の信用データについては国有資本も出資する新しい信用スコアリングの共同出資会社に移行することになる。新会社は一時的にアリババ集団の創業者、馬雲氏が率いるチームが運営するという。
アリババ集団の株価は日本時間午前11時35分現在、前営業日比4.17%安の160.90HKドルで推移している。