パソコン大手のレノボグループ(
00992)は8日にオンライン開催した年次技術イベント「レノボ・テックワールド(聯想創新科技大会)」で、ITサービスブランド「レノボTruScale」を発表した。新ブランドの下、ソフトウエアやインフラ、プラットフォームなどを全てクラウドからサービスとして提供する「XaaS」(X as a Service)ビジネスを展開する。楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は、「このサービス方式はIT業界を根本的に変える。グローバルな資源をローカルに届ける強みを生かし、顧客はいつでもどこでもレノボTruScaleのサービスを利用できる」と述べた。また、向こう3年で研究開発費を倍増させると表明した。『経済通』が8日伝えた。
TruScaleはサブスクリプション(定額課金)方式でサービスを一体的に顧客に届ける。顧客は従来のように買い取ることもできるし、四半期や月間の使用状況に応じたITサービス料金の従量支払いもできる。
レノボグループの株価は日本時間午後3時21分現在、前日比2.04%安の8.18HKドルで推移している。