7日の香港市場でハンセン指数は小幅に続伸して始まった。米国や中国が緩和に傾いた金融政策を維持するとの見方から買いが先行。6日の欧州市場で主要株価指数が上昇したことも支援材料となっている。前日のハンセン指数は終値ベースで心理的節目の26000ポイントを回復しただけに、一時は利益確定売りに押されて下げに転じる場面があったが、ほどなく切り返した。
ハンセン指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.13%高の26198.83ポイントで推移している。個別では、ハイテク株のテンセント(
00700)と美団(
03690)が上昇。前日からハンセン指数構成銘柄に採用された李寧(
02331)も買われている。一方、保険株の中国平安保険(
02318)とAIAグループ(
01299)が売られて相場の重荷となっている。不動産株の碧桂園(
02007)、長江実業集団(
01113)が安い。