2021-08-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、景気底上げ政策に期待 素材・不動産株高い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.27%高の3539.48ポイントだった。深セン成分指数は0.15%高の15079.75ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8072億9100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の展開。中国を含めた世界各地で新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、経済活動の停滞が懸念されたが、中国政府が景気を底上げする政策を打ち出すとの思惑買いが入ったもよう。好業績や増益見通しを手掛かりとする個別物色も相場の支えとなっている。
セクター別では、石炭や電力、非鉄金属、不動産が買われた半面、通信や酒造が売られた。
上海B株指数は0.14%高の264.65ポイントと6営業日続伸。深センB株指数は0.19%安の1208.63ポイントと反落した。