中国のインターネットサービス大手、テンセント（00700）はこのほど、同社が提供するゲーム「王者栄耀」について、若年層に対する利用制限措置を強化すると発表した。ゲームの消費制限については、12歳未満の課金を禁止し、12歳以上16歳未満は1回の課金上限を50元、毎月の課金上限を200元とするほか、16歳以上の未成年者は1回の課金上限を100元、毎月の課金上限を400元に制限した。また、ゲームの時間制限については、未成年者は夜中22時から翌朝8時まで利用できないほか、利用時間も法定休日は1日2時間、平日は1日1時間と制限した。さらに、iOSゲームユーザーがゲストモードで同ゲームの体験をした場合、15日以内の同ハードウエア機器による累積ゲーム利用時間は1時間までとなり、課金することを禁止した。『信報』が4日伝えた。

　テンセントの株価は日本時間午前11時52分現在、前日比0.66％安の453.8HKドルで推移している。