4日の香港市場でスポーツ用品の関連銘柄が高い。安踏体育用品(
02020)や李寧(
02331)、中国動向(
03818)などが大きく買われている。中国の国務院(内閣に相当)が全国民を対象とする健康づくり5カ年計画を地方政府や部局に通達したと伝わり、買い材料視されたもよう。
国営新華社は3日、国務院が先ごろ「全民健身計画(2021−25年)」を送付したと報じた。「計画」の下、2025年までに全ての国民が利用できる健康づくりの公共サービス体系を整備し、各種の運動プロジェクトに参加する人数を増やしていく。普段から体を鍛える人の比率を38.5%に高め、全国の体育産業規模を5兆元とする目標を掲げた。主要な施策として、健康づくりに使う場所と設備の供給や、国民が幅広く参加できる競技会の開催、科学的な健康づくりの指導の水準向上などが盛り込まれた。
日本時間午後0時21分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■安踏体育用品(
02020):184.90HKドル(前日比6.39%高)
■李寧(
02331):94.15HKドル(同9.60%高)
■中国動向(
03818):1.10HKドル(同5.77%高)