2021-07-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落で3400ポイント割れ、銀行株に売り
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.53%安の3393.60ポイントだった。深セン成分指数は0.52%安の14439.97ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8493億2800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。新型コロナウイルスの国内感染が再拡大していることが嫌気されたほか、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、週末を前に持ち高調整の売りも広がった。指数は前日に回復した心理的節目の3400ポイントを下回って前場の取引を終えた。セクター別では、銀行が全面安となったほか、酒造、航空・空港運営、証券なども安い。半面、電力、鉄鋼、石炭などが買われた。
上海B株指数は0.82%安の254.04ポイント、深センB株指数は0.06%安の1189.11ポイントだった。