2021-07-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり反発、米株高を好感 ハイテク・国際金融銘柄に買い
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比1.77%高の27705.25ポイントだった。中国企業指数は1.65%高の9993.01ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で769億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、上げ幅を次第に拡大。上値抵抗として意識された10日移動平均(前引け時点で27629.05ポイント)を上抜けて前場の取引を終えた。21日のNY株式相場でダウ平均など主要3指数がそろって前週末の水準を回復したことで、投資家心理が改善した。ハンセン指数は前日までの3日間で780ポイント下げただけに、買い戻しが優勢となった。
個別では、ハイテク株の美団(
03690)とアリババ集団(
09988)、国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が買われて相場の上昇を主導。前日安かった信義光能(
00968)と創科実業(
00669)は大幅に反発した。不動産株の龍湖集団(
00960)、カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)も高い。半面、製薬の石薬集団(
01093)とスポーツ用品の安踏体育用品(
02020)が続落。繊維株の申洲国際集団(
02313)も売られた。