2021-07-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合う 保険が全面高
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.33%高の3574.30ポイントだった。深セン成分指数は0.09%高の15225.61ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8142億4100万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、下値の堅さが意識されると、その後はプラス圏でもみ合った。目新しい買い材料が見当たらない中、前日の米株高が好感されたほか、相互取引制度を通じた香港市場からの「北向き」資金の流入も相場を支えた。
セクター別では、保険が全面高。鉄鋼、非鉄金属、証券も高い。半面、軍需、酒造、医療、製薬が売られている。
上海B株指数は0.17%高の263.35ポイント、深センB株指数は0.06%高の1240.75ポイントだった。