2021-07-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸で28000ポイント回復、香港証券取引所など高い
16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.45%高の28121.00ポイントだった。中国企業指数は0.19%高の10194.06ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で758億7000万HKドル。
ハンセン指数は積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、序盤はマイナス圏で軟調に推移した。一方、中国企業の海外上場を巡り、登録ユーザー100万人超の企業については当局による事前審査が必要との方針が示されていたものの、上場先が香港の場合は審査が免除されるとの報道などが好感され、指数はプラス圏に浮上。心理的節目の28000ポイントを回復し、一気に上げ幅を拡大した。
個別では、香港証券取引所(
00388)が4%近く上げたほか、小米集団(
01810)やBYD(
01211)、薬明生物技術(
02269)の上昇も目立った。半面、申洲国際集団(
02313)や阿里健康(
00241)、中国生物製薬(
01177)などが売られた。