2021-07-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、イベント通過で利益確定売り 保険が全面安
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.02%安の3563.79ポイントだった。深セン成分指数は0.21%安の15136.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7196億4100万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。前日に4−6月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表を終え、イベント通過後の一服感もあり、週末を前に利益確定売りが重荷となった。もっとも、6月の鉱工業生産と小売売上高の予想上振れを受けた中国の景気に対する楽観的な見方が相場を支え、下値は堅かった。
セクター別では、保険が全面安。酒造、食品・飲料、医療が売られた。半面、石炭、非鉄金属、鉄鋼などが買われ、相場を下支えた。
上海B株指数は0.34%高の266.06ポイント、深センB株指数は0.48%高の1226.77ポイントだった。