9日の香港市場で、ハンセン指数は小動きで始まった。米株安を嫌気した売りが出た半面、前日は8営業日続落して昨年12月30日以来の安値圏にあるだけに、自律反発狙いの買いが入っている。
指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.05%安の27138.93ポイントで推移している。個別では、スポーツ用品の安踏体育用品(
02020)、外食大手の海底撈国際(
06862)が大幅に反発。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)も上昇した。半面、ハイテク株のアリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)、美団(
03690)が売られた。香港コングロマリットの新世界発展(
00017)は続落している。