2021-07-08 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:大幅に8日続落、ハイテク株に売り 美団は5%超下落
8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に8営業日続落。前場終値は前日比2.00%安の27401.12ポイントだった。中国企業指数は2.38%安の9908.37ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1004億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。中国政府がプラットフォーム各社への監督管理の動きを強化させていることが嫌気されたほか、中国のハイテク企業が海外で上場する際に採用している「変動持ち分事業体(VIE)」の利用を規制すると伝わり、投資家心理を冷やした。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、ハイテク株主導で下げ幅を拡大し、指数は一時27372ポイントと今年1月上旬以来、約半年ぶり安値を付けた。
個別では、美団(
03690)が5%超下げたほか、テンセント(
00700)やアリババ集団(
09988)も2%超下落した。瑞声科技(
02018)やペトロチャイナ(
00857)も安い。半面、吉利汽車(
00175)やBYD(
01211)が買われた。