2021-06-24 |
香港/企業動向/電子・IT |
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信義光能が大幅高、中国当局が分散型太陽光発電設備を支援と伝わる
24日の香港市場で、太陽光パネル用ガラスメーカーの信義光能(
00968)が大幅高。株価は日本時間午後0時50分現在、前日比4.77%高の16.26HKドルで推移している。中国当局が建物の屋上に設置するタイプの太陽光発電設備の振興施策を打ち出すと伝わり、買いが膨らんだもよう。同業の福莱特ガラス(
06865)も上昇している。
中国の経済ニュースサイト『証券時報網』は23日、国家エネルギー局が屋上に置く分散型太陽光発電施設を普及させるため、試行措置を全国規模で展開する計画だと報じた。同局は先ごろ各地方に通知した試行計画のなかで、屋根面積に占める太陽光発電施設の比率を、党や政府の機関は50%以上、学校と病院、村の党委員会などの公共建築物は40%以上、工場と商業施設は30%以上とする基準を示した。