ネット小説サイト運営の閲文集団(
00772)は15日、親会社のテンセント(
00700)と共同で映像事業の「2021年度発表会」を13日に上海で開いたと明らかにした。閲文集団傘下の閲文影視と新麗伝媒(New Classics Media)、テンセント傘下のテンセント・ピクチャーズ(騰訊影業)が連携して70本の映像作品を制作する。主な作品は映画「1921」、テレビドラマシリーズ「人世間」と「心居」、「贅婿」第2シーズンなど。また、故宮博物院とテンセントが故宮を舞台とする物語を映画化する方針を表明した。
テンセント・ピクチャーズと閲文影視、新麗伝媒は2020年10月、共同で映像作品を制作してコンテンツの知的財産権(IP)を活用する「三頭馬車」体制を打ち出した。
閲文集団の株価は日本時間午後4時46分現在、前営業日比0.29%安の86.75HKドルで推移している。