2021-06-03 |
香港/投資判断/不動産 |
|
本土不動産セクター、華潤置地と旭輝控股を選好=CICC
中国国際金融(CICC)は中国本土不動産セクターに関する最新リポートで、人民元の上昇でデベロッパーの利益押し上げが期待されるほか、投資家のリスク選好姿勢も強まっているとし、個別では、華潤置地(
01109)と旭輝控股(
00884)を選好した。『経済通』が3日伝えた。
本土デベロッパーのうち、外貨建て債務の比率が最も高いのは中国海外発展(
00688)と旭輝控股とみられ、両社が為替ヘッジなどの対策を講じていなかったと仮定した場合、人民元が1%上昇するごとに利益はそれぞれ1.5%、2.7%押し上げられると試算した。一方、業績の好調などを理由に龍湖集団(
00960)や中国海外発展、融創中国(
01918)、宝龍地産(
01238)、越秀地産(
00123)をピックアップした。