2021-05-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、金融や軍需関連に買い
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.60%高の3553.21ポイントだった。深セン成分指数は1.53%高の14728.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6162億7000万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、じりじりと上げ幅を拡大。3550ポイントを上回ったところで前場の取引を終えた。人民元相場が対米ドルで上昇したことで海外からの資金流入に追い風となっているもよう。23日に中国当局が国際商品相場の上昇を隠れ蓑に価格のつり上げをしないよう指導し、24日の鉄鉱石相場が急落したことで、買い戻される動きも出ている。
セクター別では証券、保険、銀行が全面高。軍需や医療も買われている。半面、電力、公共事業、環境関連が下げている。
上海B株指数は0.26%高の248.47ポイント、深センB株指数は0.44%高の 1151.14ポイントだった。