25日の香港市場で中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)が高い。株価は日本時間午前11時34分現在、前日比4.69%高の27.90HKドルで推移している。株価指数を開発・算出する英FTSEラッセルが小米集団(
01810)をグローバル指数構成銘柄に再採用することが好感されているもよう。
FTSEラッセルは2段階にわたって小米集団を再採用する予定。6月4日大引け後にウエートの50%、6月18日大引け後に残る50%を加える。中国株指数への再採用については、四半期ごとに行う構成銘柄の見直し時に検討するとしている。
FTSEラッセルは3月12日付で小米集団をグローバル指数と中国株指数から除外した。一方、米ワシントンの連邦地裁が小米集団を「コミュニスト中国軍事企業(CCMC)」リストからを除外するよう求める仮命令を出したことを受け、同16日に同銘柄が再び指数構成銘柄に採用される資格を持つとの見解を示した。