2021-05-18 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅に3日続伸、方向感欠く展開 宝飾品などに買い
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3営業日続伸。前場終値は前日比0.08%高の3520.48ポイントだった。深セン成分指数は0.20%安の14427.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4751億4500万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き後、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠く展開が続いたが、終盤に切り返してプラス圏で前場の取引を終えた。中国経済の回復に対する楽観的な見方が買いを支えた。ただ、17日のNY株式市場で主要3指数がそろって3日ぶりに反落したことが重しとなっているほか、中国の主要経済統計発表を終えて持ち高調整の売りも出ているもよう。
セクター別では、宝飾品や保険が全面高になったほか、石油、軍需、金属も高い。半面、前日に買われた医療が安い。セメント・建材、銀行、環境関連なども下げている。
上海B株指数は0.08%高の251.40ポイント、深センB株指数は0.06%高の1150.33ポイントだった。