モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国の大手オンライン旅行会社、同程芸龍(
00780)について、2021年1−3月期決算で売上高は16億1400万元となり、前四半期比で11%、2019年同期比で10%それぞれ減少したが、市場予想を3%上回ったほか、調整済み純利益は2億9600万元で、市場予想を19%上回ったと指摘した。『AAストックス』が18日伝えた。
一方、2021年4−6月期の売上高は2019年同期比で30−35%増加し、変動率は1−3月期の10%減から大きく改善すると予想。2021−23年の予想EPSを上方修正した上で、目標株価を22HKドルから23HKドルに引き上げた。同業他社に比べ高い成長が見込めることや夏休みの旅行シーズンなどを背景に再評価が進むと予想し、投資判断は「オーバーウエート」に維持している。
同程芸龍の株価は日本時間午前11時58分現在、前日比9.78%高の19.76HKドルで推移している。