18日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。新型コロナウイルスのワクチン普及が進み、世界的に景気が回復するとの期待から幅広いセクターで買いが先行している。前日のニューヨーク市場で米ドルが軟調に推移した上、原油先物相場が続伸したことも投資家心理を支えたもよう。
指数は日本時間午前10時54分現在、前日比1.30%高の28560.31ポイントで推移している。個別では、石油株のシノペック(
00386)や医薬品株の中国生物製薬(
01177)、不動産株の華潤置地(
01109)などが大幅高。中国本土市場に重複上場する計画を明らかにしたチャイナ・モバイル(
00941)も大きく買われている。一方、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が反落。