JPモルガンは最新リポートで、中国のネット通販最大手、アリババ集団(
09988)について、同社が発表した2021年1−3月期決算と2022年度の売上高見通しは市場とJPモルガンのほぼ予想通りだったが、経営陣は新たな利益をすべて重要な戦略分野に投入するとしており、同社が大規模な投資周期に入っていると指摘。市場が同社の2022年度の調整後税引き前利益を14%増と予測していることに関して下振れリスクがあると考えており、ゼロ成長になる可能性があるとした。なお、同社の投資判断は「オーバーウエート」、目標株価は310HKドルをそれぞれ維持した。『AAストックス』が14日伝えた。
アリババ集団の株価は日本時間午後0時26分現在、前日比4.69%安の203.2HKドルで推移している。