14日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日のハンセン指数の終値は1月7日以来ほぼ4カ月ぶり安値だっただけに、自律反発狙いの買いが先行している。米長期金利の上昇が一服し、13日の米株式相場が4営業日ぶりに上昇したことで投資家心理が改善した。
指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.45%高の27844.45ポイントで推移している。個別では、金融株のAIAグループ(
01299)や中国建設銀行(
00939)、中国平安保険(
02318)、HSBC(
00005)が買われて相場の上昇を主導。不動産開発の華潤置地(
01109)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)も高い。半面、ハイテク株の下落が目立ち、アリババ集団(
09988)、美団(
03690)、テンセント(
00700)、阿里健康(
00241)が売られている。