12日の香港市場で中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)が高い。株価は日本時間午後3時6分現在、前日比5.49%高の25.95HKドルで推移している。米国防省が小米集団との和解に同意したとの報道が好感されているもよう。
『AAストックス』によると、小米集団が「コミュニスト中国軍事企業(CMCC)」リストからの除外を求めて起こした訴訟について、米国防省が和解することに同意した。米ワシントン連邦地裁の仮命令に対して上訴せず、小米集団をCMCCリストから除外することを決定した。
米国防省は今年1月、トランプ前米大統領が出した大統領令に基づいて小米集団など9社を中国人民解放軍との関係が深い企業に指定し、CMCCリストに収載した。同社は同月29日、米国防総省と米財務省の手続きは違法だと主張し、措置の差し止めを求めて提訴。米ワシントン連邦地裁は3月に同リストから除外するよう求める仮命令を出した。