大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、日清食品HDの香港・中国事業子会社、日清食品(
01475)の投資判断を「ホールド」に維持した一方、目標株価を6.9HKドルから6.5HKドルに引き下げた。原材料価格の上昇で4−6月期の利益率が下押しされるとし、これを織り込んだ。『AAストックス』が12日伝えた。
大和によれば、パーム油の上昇による粗利益率への影響を考慮し、日清食品の経営陣が今年の純利益の成長目標を1桁半ばに下方修正している点に触れ、2021−22年の売上高予想を1%下方修正し、予想EPSについても5−6%下方修正した。
日清食品の株価は日本時間午後2時33分現在、前日比3.30%安の5.86HKドルで推移している。