11日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。前日に続いてインターネット・プラットフォーム大手に対する中国当局の監督強化が警戒され、ハイテク株の下落が相場の重荷となっている。10日のNY市場でハイテク株主体のナスダック総合が3日ぶりに大幅反落したことも、投資家心理を悪化させ、ほぼ全面安の展開となっている。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比1.97%安の28031.15ポイントで推移。個別では、生活情報サイト運営の美団(
03690)が連日の急落。スマートフォン関連の舜宇光学科技(
02382)と小米集団(
01810)、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)、アリババ集団(
09988)も売られている。前日大引け後に4月の新車販売台数を発表した吉利汽車(
00175)は大幅安。