2021-05-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、一進一退の展開 鉄鋼・非鉄金属・石炭が高い
週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに小反発。前場終値は前営業日比0.06%高の3420.90ポイントだった。深セン成分指数は0.04%安の13928.57ポイントと小幅ながら3営業日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5261億5700万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。前週末に約3週間ぶりに安値で終えた後とあって、買い戻しの動きが相場を支えた。半面、積極的な買い材料に乏しいなか、来週明けにかけて金融統計や4月の主要経済指標の発表を控えていることもあり、様子見気分が相場を重くした。
セクター別では、非鉄金属、貴金属、鉄鋼、石炭が大幅に続伸。半面、航空機製造・宇宙関連、通信キャリア、航空・空港運営が安い。保険、銀行、証券など金融株もさえない。
上海B株指数は0.14%高の248.57ポイント、深センB株指数は0.38%高の1139.33ポイントとともに4営業日ぶりに反発した。