2021-05-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、財新サービスPMIを好感
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.42%高の3455.79ポイントだった。深セン成分指数は0.37%安の3455.79ポイントと続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5287億7800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏に上向きに転じた。中国メディアの財新と英IHSマークイットが発表した2021年4月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)は56.3となり、20年12月(56.3)以来の高水準となったことを好感。もっとも、上値は重く、中盤以降はおおむね3450ポイント付近でもみ合った。
セクター別では、石炭、鉄鋼、非鉄金属が続伸。半面、医療、製薬が続落した。
上海B株指数は0.46%高の249.76ポイント、深センB株指数は0.16%安の1138.96ポイントだった。