JPモルガンは最新リポートで、キャセイ・パシフィック(
00293)の投資判断を「中立」、目標株価を8.4HKドルから7.1HKドルに引き下げた。短期的には強弱の材料が交錯しており、リスク・リターンは合理的な水準にあるとの見方を示した。『AAストックス』が6日伝えた。
JPモルガンは、香港で新型コロナウイルスの感染が落ち着くなか、今後は航空機乗務員への各措置が緩和されるほか、中国本土との「トラベルバブル」が導入される可能性があると予想。一方、有効座席キロ(ASK)の回復が緩やかで、2021年通期は大幅な赤字が継続し、22年は赤字が縮小するとの見方を示した。
キャセイ・パシフィックの株価は日本時間午後3時18分現在、前営業日比2.55%安の6.50HKドルで推移している。