アリババ集団(
09988)傘下の金融会社、アント・グループが創業者の馬雲氏に対し、「持ち株の売却と支配権の放棄を求める意向を示した」と外電が報じたことを受け、アント・グループは報道内容を否定する声明を発表した。報道は事実無根であり、馬氏と持ち株売却について協議したことはないとした。『経済通』が19日伝えた。
外電は情報筋の話として、アント・グループは当局からの圧力を緩めるために、馬氏に持ち株の売却と支配権の放棄を求める意向を示したと報道。アント・グループは当局から、馬氏が持ち株を売却すれば、同社に対する調査などは一段落することを示唆されていたという。