中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)が米ドル建て債券を発行して最大40億米ドルを調達するもよう。同社は15日、すでに販促活動を開始したという。報道によれば、同社の債券は10年物、20年物、30年物、40年物の4種類。調達した資金は運転資金に充てる。調達規模は40億米ドルに上るとみられることから、米ドル建て債としてアジアで今年最大規模となる可能性がある。『信報』が外電を引用して15日伝えた。
消息筋によれば、テンセントは早ければ14日にも価格を確定する予定だったが、同社が投資家電話会議を開催した際、不良資産処理会社である中国華融資産管理(
02799)の債券価格が急落したという。
テンセントの15日終値は、前日比0.56%安の620HKドル。