2021-04-14 |
中国/政策/金融 |
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中国人民銀行、決済分野における独占禁止を強化
中国人民銀行(中央銀行)は14日、支払い決済分野に関するビデオ会議を開催し、2020年の支払い決済の活動成果をまとめ、現在の状況と課題を詳細に分析した上で、支払い決済分野の独占禁止を強化し、資本の無秩序な拡大を防ぎ、クロスボーダーの決済システム構築を着実に推進することなどの方針を示した。
会議は、2021年の支払い決済分野における作業について、習近平国家主席による新時代の中国の特色ある社会主義思想によって導かれるべきであり、第14次5カ年計画に焦点を当てるべきだと強調。新発展理念を深く貫徹し、厳格な監督の常態化させる。決済業界を推進し、より高品質で、より効率的で、より公平で、より持続可能で、より安全な発展を達成し、建党100周年に貢献するとした。
さらに会議は、トップレベルデザイン(トップダウン方式で政策を定めること)を積極的に改善し、決済分野における独占禁止に向けた取り組みを推進し、「ノンバンク決済機関条例」の導入を加速することなどを求めた。