2021-04-09 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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中国の3月乗用車小売り67%増、新エネ車卸売り3.6倍=CPCA
中国の乗用車メーカー団体である乗用車市場信息聯席会(CPCA)は9日、2021年3月の狭義の乗用車(セダン、MPV、SUV)小売台数が前年同月比67.2%増の175万2000台だったと発表した。前年3月は新型コロナウイルスの感染が拡大して自動車販売台数が落ち込んでおり、今年は反動で高い伸び率となった。前月比では48.6%増えた。1−3月累計の乗用車小売台数は509万2000台と前年同期比68.8%増え、2005年にデータ発表を始めて以来、第1四半期の前年同期比伸び率として最大だった。
3月の国産ブランド車小売台数は前年同月比66%増えて65万台となり、市場シェアは39.2%と1.6ポイント低下した。一方、合弁ブランド車小売台数は前年同月比67%増の85万台だった。新エネルギー乗用車の卸売り台数は前年同月比261.3%増の20万2000台と急増。うち純電気自動車は252.2%増の16万9000台に達した。