2021-04-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、マイナス圏で軟調に推移 港湾・海運株は全面高
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.53%安の3464.54ポイントだった。深セン成分指数も1.14%安の13922.61ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4658億3400万元だった。
上海総合指数は前日終値付近で寄り付いた後、マイナス圏に沈むと軟調に推移した。積極的な買い材料が見当たらない中、前日の米株安が嫌気されたほか、中国人民銀行(中央銀行)が不動産市場などの過熱を警戒し、金融機関に融資抑制を要求したと伝わり、金融引き締めへの警戒感も相場の重しとなった。セクター別では、酒造、航空・宇宙、保険が売られた半面、港湾・海運が全面高。造船や電力も買われた。
上海B株指数は0.08%安の246.18ポイント、深センB株指数は0.10%安の1141.43ポイントだった。