2021-04-07 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝高後に下げ、29000ポイントで高値警戒
連休明け7日の香港市場で、ハンセン指数は続伸して始まったものの、下げに転じた。2日から6日までの休場中に米株式相場が上昇したことを受け、朝方は買いが先行。ただ、心理的節目の29000ポイント超える水準では利益確定売りが出て、相場を押し下げた。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨発表を前に、積極的な買いを見送る投資家もいるもよう。
指数は日本時間午前10時46分現在、前営業日比0.38%安の28829.170ポイントで推移している。個別では、食品・飲料株の万洲国際(
00288)とバドワイザーAPAC(
01876)が大幅高。医薬品株の中国生物製薬(
01177)や石薬集団(
01093)も買われた。半面、時価総額が大きいテンセント(
00700)、AIAグループ(
01299)、中国建設銀行(
00939)が下げ、相場の重荷となっている。