2021-03-30 |
香港/企業動向/自動車・二輪 |
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小米集団、EV事業に参入 10年間に100億米ドル投資へ
中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)は30日大引け後、電気自動車(EV)事業への参入を取締役会で承認したと発表した。スマート電気自動車を手掛ける全額出資子会社を設立する計画。初期投資は100億元で、向こう10年間の総投資額が100億米ドル(約657億元)に上る見通し。小米集団の会長兼最高経営責任者(CEO)である雷軍氏がスマート電気自動車事業のCEOを兼任する。
『香港経済日報』によると、雷軍会長は、自動車製造についての詳細は同日夜に開く新製品発表会で明らかにすると述べた。消息筋は小米集団が投資額の60%を自社で出資し、残りの資金は調達することになるとみている。生産はスマートフォン事業と同様に外部に委託するもようだが、主要な自動車メーカーを委託先に選ぶ公算は小さいという。