2021-03-30 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続伸、好業績期待の買いが支え 軍需関連高い
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.59%高の3455.44ポイントだった。深セン成分指数は1.04%高の13915.13ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4730億8200万元だった。
上海総合指数は、序盤に利益確定売りが出て小動きで始まった。一巡後は次第に上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。上場企業の2021年1−3月期業績見通しを手掛かりに買いが入ったほか、前週末に発表された2021年1−2月の工業企業の税引き前利益が前年同期比178.9%増だったことも、引き続き投資家心理を支えたもよう。
セクター別では、軍需関連や公共事業、非鉄金属が上げる半面、環境関連、電力、石炭が下げている。
上海B株指数は0.05%高の245.20ポイントと4営業日続伸、深センB株指数は0.02ポイント安の1123.95ポイントと小幅ながら3営業日ぶりに反落した。