2021-03-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続落、プラス圏浮上も勢い続かず
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続落。前場終値は前日比0.01%安の3366.64ポイントだった。深セン成分指数も0.10%安の13393.59ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4399億9200万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、プラス圏に浮上した。前日の米株安やウイグル族の人権問題を巡る中国と欧州連合(EU)の対立などが嫌気される一方、指数は前日に2週間ぶり安値を付けた後とあって、買い戻す動きも広がった。ただ、一段の下落に対する警戒感も強く、前日終値付近まで戻して前場の取引を終えた。セクター別では、電力、酒造、宝飾などが売られる半面、観光・ホテル、石炭、ソフトウエアなどが買われた。
上海B株指数は0.45%高の242.24ポイント、深センB株指数は0.71%安の1095.33ポイントだった。